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LaMerシンポジウム「One Healthシンポジウム ~環境の健全性評価に多角的な視点でアプローチする~」が9月11日(月)に開催されます。

 沿岸環境科学研究センター(CMES)、共同利用・共同研究拠点「化学汚染・沿岸環境研究拠点(LaMer)」は、一般社団法人 日本環境化学会中国・四国支部会との共催により、下記のシンポジウムを開催致します。

 本シンポジウムは対面での開催になりますが、Zoom配信も併せて行うハイブリッド形式で実施します。参加をご希望される方は、ポスターの参加登録フォーム(二次元コード読み取り)もしくはこちらのリンク(https://forms.gle/8jGvJmm99vDFkhD38)から申し込みをお願い致します。

 多くの皆様のご参加をお待ち申し上げております。

 

                  One Healthシンポジウム
            ~環境の健全性評価に多角的な視点でアプローチする~

開催日時:2023年9月11日(月)13:30~16:40
場所:愛媛大学 総合研究棟1 6階理学部会議室(674号室)
言語:日本語または英語(発表スライドは英語)
開催方法:対面およびオンライン
参加費:無料(事前参加申し込みが必要です)

要旨:

 近年、One World, One Health(一つの世界、一つの健康)の概念が世界獣医師会、世界医師会、WHO等により提唱されています。これは、「人、動物の健康と環境(生態系)の健全性は相互に密接につながり、強く影響し合う一つのものである」という考え方で、人と動物の共通の疾患や健康などについて一体的に対策を行う必要性が言われており、国連が掲げるSDGsの目標の多くに関わっています。

 One Healthに関わる研究分野は医学、獣医学をはじめ、環境化学、生態学、経済学など多岐の分野に広がり、これらが相互に関わる学際的な研究が求められます。本シンポジウムでは~環境の健全性評価に多角的な視点でアプローチする~と題し、One Health研究に関わる様々な専門家を招聘し、講演していただきます。

講演者1:Ramiro Pastorinho先生 エヴォラ大学
演題:「Environment: the poor relation in the One Health triad?」

講演者2:宇根 有美先生 岡山理科大学獣医学部
演題:「One World -自然界の調和と歩哨動物-」

講演者3:新中須 亮先生 愛媛大学 学術支援センター
演題:「未知の新型コロナ類縁ウイルスパンデミックに備えたワクチン開発研究」

講演者4:池中 良徳先生 北海道大学大学院獣医学研究院
演題:「北海道大学One Health Research Centerの教育および研究活動の紹介」

 

<更新版>One Healthシンポジウム ポスターv3 1