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2016.10.20
The 9th International PCB Workshopで優秀学生賞を受賞しました。
平成28年10月9日(日)~13日(木)、神戸市(神戸国際会議場)で開催された国際ワークショップThe 9th International PCB Workshop: PCBs risk evaluation and environmental protectionで、沿岸環境科学研究センター(CMES)化学汚染・毒性解析部門の田村沙弥さん(大学院理工学研究科博士前期課程2年生)がOutstanding Student Awardを、芳之内結加さん(同大学院先端科学特別コース博士後期課程1年生)と高口倖暉君(同課程1年生)がSpecial Student Awardを受賞し、賞状と記念の盾が授与されました。
本ワークショップは、有害化学物質であるポリ塩化ビフェニル(PCB)を対象にした国際的な科学会議です。2年毎に世界各地で開催され、米国スーパーファンド・リサーチ・プログラムの研究者をはじめ各国の代表的なPCB研究者が一堂に会し、PCBに関する最新の科学的知見を発表・議論する場です。各賞は、本ワークショップに参加した国内外の研究者による審査の結果、多数の大学院生の発表者の中から特に優れた成果として選抜・表彰されたもので、受賞学生の研究は、CMESの岩田久人教授と田辺信介教授・国末達也教授・野見山桂准教授の指導のもとで取り組みました。
■発表題目
<Outstanding Student Award>
田村沙弥:Hepatic transcriptome analysis to assess the effects of polychlorinated biphenyls on beagle dogs
Special Student Award
芳之内結加:Risk assessment of disruption of estrogen receptor signaling pathway by OH-PCBs in Baikal seals; application of in vitro and in silico approaches
高口倖暉:Disruption of mitochondrial functions by PCB exposure in the dog brain: Toxicological assessment using cross omics.
左から田村さん、芳之内さん、高口さん |